プロパンガス(LPガス)って何ですか?

当サイトはプロパンガス会社を探せる検索サイトですので、
せっかくなので 「 プロパンガス 」 についても、基本的なことだけご紹介しておきたいと思います。

プロパンガスって何ですか?

プロパンガスとは、液化石油ガスと呼ばれるもので、
英語で書くと 「 Liquefied Petroleum Gas 」 となります。
これを略してLPガスとかLPGなどと呼ぶこともあります。

ですから プロパンガス も LPガス も LPG も、すべて同じものを表しています。

厳密にいうとLPガスには プロパン(C3H8) を主成分にするものと、ブタン(C4H10) を主成分にするものの2種類があるわけですが、「プロパンガス」という名のとおり、一般家庭で使われるLPガスは、プロパンが主成分です。

なので、今後当サイトで LPガス という時は、
プロパンガスのことを指しているとお考えいただいて結構です。

LPの特徴・性質など

プロパンガスは圧力をかけて冷却すると 「 液体 」 に圧縮できるため、
ボンベに詰めることができ、貯蔵や運搬に優れているというメリットがあります。
ガスボンベさえ運べれば、どこでもガスが使えるわけです。

圧縮されたプロパンが気体になると、その体積は約250倍も増加します。
もともとは無臭ですが、ガス漏れを起こすと爆発の恐れがあるので、
あえてタマネギの腐ったような独特の臭い(メルカプタンなど)を添加しています。
また比重が空気より重く、低いところに滞留しやすいので、ガス漏れ警報器も部屋の低い場所に設置されています。

日本国内で使われるLPガスの約7割は海外から購入していて、
LPG船などの専用船をつかって輸入されます。
産ガス国から購入されたLPガスは、まず輸入基地に運ばれ、そこからタンクローリなどを使って、
2次基地をはじめ、工場や電力会社などに運搬されます。

この2次基地から、さらに充填所に運ばれたLPガスは、
配送事業者や小売事業所を経て、最終的に各家庭へとたどり着きます。
日本全体でみると、総世帯数の半数である約2,500世帯でプロパンガスは利用されています。

プロパンガスと都市ガスはなにが違うの?